FIREとは?
FIREとは、financial independence, retire earlyの頭文字を取った言葉で、日本語では「経済的自立と早期リタイア」と訳されます。
十分な資産を築き、資産から得られる収入などで生活費をまかなえる状態を目指す考え方です。
家計簿で現状を把握する
まず、自分のお金の流れを把握します。
資産形成は収入が支出を上回る状態を続けることが非常に大切です。まずは毎月のお金の流れを確認しましょう。
簡単に始めたい方
→ 毎月の預金残高をノートやGoogle Sheetsなどに記録するのがオススメです。
内訳も把握したい方
→ Money Forward MEのようなアプリで、見える化することができます。
支出を分析したい方
→ クレジットカードの支払い履歴をcsvなどでダウンロードして、Google Sheetsなどに入れて分析すると節約のヒントが見つかると思います。
支出を減らす
1ヶ月分の家計簿がつけられたら、次は支出を減らしてみましょう。
簡単で効果の高い節約4選
- 格安simに乗り換え
- 保険の見直し
- ネット回線の見直し
- サブスクの見直し・解約
順番に詳細を見ていきましょう。支出状況によっては、年間数万円から20万円以上の節約につながる場合もあります。
1. 格安SIMに乗り換え
格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。例えば、日本通信SIMには以下の2つのプランがあります。
最安の「合理的シンプル290プラン」だと290円で、1GBのネット通信データ容量があります。自宅・仕事場にWi-Fiがあるなら、これでも意外と大丈夫。70分無料通話オプションも390円/月である。
また「合理的みんなのプラン」は、1,390円で20gbのネット通信データ容量と通話5分かけ放題(またはひと月70分まで無料通話)と、素晴らしいコスパです。
もし月1万円の支払いが1,390円になれば、年間で10万円強の節約になります。
2. 保険の見直し
万が一に備えている保険、本当に必要でしょうか?
大きな手術があるかもしれないと不安かもしれませんが、公的医療保険の[1]を使えば、例えば、70歳未満で年収約370万円~510万円の方なら、高額療養費制度によって医療費100万円の場合の自己負担は約9.3万円まで抑えられます。
もし病気休業中に働けなくなっても、健康保険の被保険者が一定の条件を満たした場合なら傷病手当金[2]により、給与の約3分の2が受け取れます。
もし月5,000円の支払いが0円になれば、年間で6万円の節約になります。
公的保障でカバーできる範囲を確認したうえで、必要な保障だけを残しましょう。
3. ネット回線の見直し
スマホのテザリングなどで十分な人は、固定回線を見直すことで通信費を削減できる場合があります。
仮に月5,000円のネット回線を解約できれば、年間で60,000円の節約になります。
4. サブスクの見直し・解約
家計簿からサブスクへの支払いをリストアップして、利用頻度の高くないものは解約してみませんか?
例えばAmazon Prime、配送料無料などの特典やPrime Videoを利用できますが、もしかすると無くてもそこまで困らないかもしれません。
えいや!と解約してみて、どうしても不便を感じれば再契約できますので、迷ったら一度解約してみるのがオススメです。
もしNetflixプレミアム(月額2,290円 ※2026年9月時点)を解約すれば、年間で27,480円の節約になります。[3]
収入を増やす
生活費を0円にすることはできないので、節約には限界があります。資産形成に欠かせないのが収入を増やすということです。
資産形成を加速する方法3選
- 株式投資をする
- 転職する
- 副業する
1. 株式投資をする
労働収入だけでなく、資産収入を加えることを検討してみましょう。
一例として、世界中の株式に分散投資するVTという商品があり、積立購入もできます。[4]
積立投資シミュレーション(過去10年間と同様の年率10.2%運用を仮定した場合)
過去の実績をもとにした仮定であり、将来も同じ利回りになることを保証するものではありません。
2. 転職する
dodaエージェントサービスの統計によると、年収アップした人の平均アップ金額は109万4,383円、給与は勤める会社の影響が大きいです。 [5]
今の会社に転職活動がバレると気まずいと思われるかもしれませんが、その場合は、転職エージェントにその旨を伝えておくとよいでしょう。
転職するかどうかは別として、まず求人を調べたり、自分の市場価値を確認したりするだけでも、現在の選択肢を把握できます。
3. 副業する
プライベートの時間を仕事に使い、さらに収入を伸ばしたい方には副業を始める選択肢もあります。
早朝や仕事終わり、休日を利用して働くと資産形成が加速します。
ただし、副業をする場合は、本業や生活に支障が出ない範囲から始めましょう。
頑張りすぎるとストレスが溜まりますし、「自分へのご褒美」などと散財することもあり、デメリットもあります。
まとめ
一発逆転を狙わなくても、毎月の小さな改善でFIREを達成することは可能です。
FIREに向けて大切なのは、収入を増やし、支出を減らし、余ったお金を長期的な資産形成に回すことです。
- [1] 厚生労働省: 高額療養費制度
- [2] 協会けんぽ: 傷病手当金
- [3] Netflix: Netflix利用料金
- [4] SBI証券: 【セミナーレポート】SBI・Vシリーズ運用報告セミナー
- [5] パーソルキャリア: 年収アップ成功者の傾向と年収を上げるポイント